本日の午後2時42分頃(中国時間)上海の浦東空港ターミナル2(2号航站楼)で爆発発生。けが人が出ているようです。
只今より情報の収集にあたります。
※この記事は随時更新です。
爆発現場の位置と状況
▲こちらの情報によれば、
- 爆発が発生したのは国際C区
- ある人物がビール瓶と爆竹を投げたと思われ
- タイ航空のチェックイン・カウンターに1つ投げ、
- フィリピン航空のチェックイン・カウンターに1つ投げた模様
- 大きな音がなった後、けが人が出た。
- 現在既に警察犬が現場に出ている。
▲こちらは爆発現場が示された図。この内の「C」(一番右側)で爆発が起きたそうです。
▲こちらのニュースでは午後2時31分発生となっています。要訳すると、
- 負傷者3名。重傷2、軽傷1
- チェックイン・カウンター近くの安全検査処で2つの荷物が爆発。
- 2つの荷物は15m離れており、5秒間隔で爆発。
- 爆発物については現在警察が鑑定中。
- 浦東空港の旅客便の運行には影響なし。
▲現地にいる方が微博に送信した現場写真。こちらで拡大して明るくしてみました。何か物が落ちており、チェックイン・カウンター前のあたりに荷物がそのままになっていたり、柵が乱れていたりで、混乱した様子が伺えますが、ここが爆発現場であったとしたら、それほど威力の大きな爆弾ではなかったように思われます。
武警が出動し厳戒態勢
武警が出動し、爆発現場の警戒にあたっております。
こちらの軍服姿の男性が持っているジュラルミンのケースが気になりますが、詳細は不明。
奥に、警察犬が見えます。
爆発の瞬間の映像
浦东机场T2航站楼发生烟花爆竹燃爆,3名旅客受伤 - 21世纪经济报道
▲こちらに動画ありました(リンク先をご覧ください)。監視カメラの映像で、逃げ惑う乗客の姿が見えます。
▲YOUTUBEにアップしました。
- 0秒…客が異常に気づき逃げ出す
- 2秒…この時点で既に煙が見えています。みんな逃げ出す中、カートを引いた男性がどうしたらいいのか迷うかのような動作。
- 8秒…大きな閃光を放ち爆発、煙があがる
- 12秒…もう一度赤い光が見える
- この様子から判断して破片飛散やベアリングなどはなかったのでは…と思われ
▲こちらの香港経済日報でも、「可见在登机台前有行李先冒烟,不久就发生爆炸」(チェックイン・カウンター前の荷物が先に煙を出し、間もなく爆発した)とあります。
21世紀経済報道では、爆発物を爆竹と認定しているようです「是有人员携带的烟花爆竹发生了燃爆」(ある人が携帯していた煙花爆竹が爆発・燃焼した)と記載あり。
謎の重傷者
新しい写真をこちらからゲットしました。拡大します。
現場は非常線が張られていますが、野次馬がたくさんおり、全く退避させられていないため、当局は、これ以上爆発は起きないものと判断している可能性があります。
こちらによれば、
- けが人は4名
- その内の1人は重傷で、左側の首の静脈を損傷、気管にも損傷あり。現在10数名の医師の治療を受けているそうです。
- その他の3名は男2、女1。いずれとも軽傷。
そういえば現場の写真で搬送されるけが人が首のあたりに白い布をかけているのが気になっておりました。左にいる点滴を持った白衣の女性が負傷者の腕を持っていますが、たぶん脈をとりながら移動しているのかと
この人物が静脈と気管を損傷した重傷者かもしれませんが、この写真を見る限り大きな出血はみあたりません。
http://www.weibo.com/3957049218/DzULskHE3?refer_flag=1001030103_&type=comment
▲こちらによれば、
- 負傷者は4名
- その内1人は重傷で年齢は30歳くらい。首の左右と気管にひどい損傷。
- その他の3名は男2女1で全員軽傷。年齢は50歳以上。
たぶん、首に白い布をかけられて搬送されている人物がその重傷者であると思います。
負傷者が収容されたのは浦東新区人民医院とのこと。空港からクルマで22分の距離にあります。
https://twitter.com/bci_/status/741939048541884416
▲こちらのツイートで重傷者の写真を掲載しています。拡大してよく見ると、顔に傷や火傷はなし。服にも爆発のものと思われる損傷はありません。まるで首だけ鋭利な刃物で切られたような…これは爆発による傷でしょうか?
この他に3名の負傷者がいますが、この写真を見る範囲では、首に怪我を負った人物のものと思われる血痕は見当たりません。
▲浦東新区人民医院で重傷者が緊急手術を受けている写真。
重傷者が爆弾を起爆させた後で刃物で自殺?
▲こちらの産経の報道によれば、
国営新華社通信は12日、負傷者のうち、首に重傷を負った男性が爆発を引き起こした可能性があるとの警察当局の見方を伝えた。
新華社は、この男性の国籍や年齢については伝えてない。
…首に重傷を負った男が起爆させた可能性…とのことですが、爆発と首の傷は関係あるものなのか、非常に気になります。
NHKによれば、
上海の警察は、男が、搭乗手続きのカウンター近くで瓶の形をした爆発物を爆発させたあと、刃物で自殺を図ろうとしたと発表し、男の背後関係などを捜査しています。
…とあり、あの首の傷は自分で刃物を使って斬ったみたいですね。
▲上海市公安局の微博からの情報
- カウンター前でビール瓶で自作した爆弾を投げ、ビール瓶が爆発・燃焼した後、この男子はリュックサックからナイフを取り出し、自ら首を切って倒れた。
- 他に4名の負傷者があり、1名はフィリピン国籍。ビール瓶の破片で軽傷を負った。
※こちらの記事は随時更新です。新しい情報が入り次第追加します。