7月31日17時18分(中国時間)、広西チワン族自治区梧州市でマグニチュード5.4の地震が発生しました。
これより関連情報を収集します。
※この記事は随時更新です。
場所:広西チワン族自治区梧州市蒼梧県
- 発生時刻:7月31日17時18分(中国時間)
- 北緯:24.06度
- 東経:111.49度
- 震源の深さ:10km
- マグニチュード:5.4
写真:現地の様子
▲建物が傾いています。ただ、よく見るとそもそも上の建物に比べて、下の柱が細いですね。
▲巨石が道を塞いでいます。
▲たぶんこれは壁か天井の一部が落ちてきたのではないかと思います。
▲これだけでは何の写真かわかりませんが、たぶん屋根が落ちてしまった家を内側から撮影したものと思います。
▲余震が続いているため、病院では屋外に避難しているようです。
中国での報道
▲地震は20時30分(中国時間)までに余震が5回発生。ただし最大でもM0.5だそうです。
▲今回の地震後、悪意に基づき恐怖を煽るような内容の動画がアップされたようで、警察が警告を出しています。
▲今回の地震は1970年に広西地震台網センターが設立されて以来、この地域で観測した最大規模の地震になります。広西チワン族自治区の貴港市、賀州市、桂林市,湖南省、広東省などでも揺れが観測されているようです。
▲7月31日22時(中国時間)までに余震は9回発生し、最大でM1.2だったそうです。
▲梧州市蒼梧県と賀州市八歩区では286名が被災し、190名が避難しているそうですが、死傷者の統計は今のところなし。倒壊家屋は4戸11間、厳重損壊家屋が3戸3間、一般損壊家屋が43戸113間、直接経済損失204.8万人民元、その内家庭財産損失が104.8万元、公共インフラの損失が100万元…と発表されています。
毎回、疑問に思うのですが、中国で地震が発生した時に、被災民と避難者の数や経済損失の数字はすぐに出てくるのに、死傷者の数はなかなか出てこないのですね。損壊の規模ごとに家屋の被害状況を調べたり、経済損失を査定するよりも、今わかってる範囲での死傷者を数える方がずっと楽なように思うのですが。
▲被災者は約15600人に。
▲元の報道がなぜかリンク切れになっておりましたが、このような図説をみつけました。今回の地震の揺れが及んだ範囲ですね。深センには破壊を伴う影響はなかったそうです。
▲こちら、地震発生から一夜明けて、8月1日16時44分(中国時間)のニュースですが、「死傷者なし」(无人员伤亡)とあります。建物が倒壊・損壊していても、怪我人すら全く出なかった…ということらしいです。
数時間おきに、地震関連のニュースを中国の検索サイトで見ているのですが、「看護師が赤ちゃんを抱えて避難した」みたいなエピソードと「デマは許さんぞ!」みたいなニュースが繰り返し流されているばかりです。なんとなく不気味なものを感じるのは私だけでしょうか。
新しい情報が入り次第、内容を更新します。