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中印国境で「軍用カメラ」として活躍するニコン・COOLPIX P1000

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最近、中印国境が騒がしい。

その状況については、5月11日以後、ツイッターの連投で逐次、お伝えしているが、死傷者が出てから、現地の状況を知りたくて動画を漁っている時に表題の件に出くわしたのでした。

 中国とインドの国境地帯で撮影された動画

▲この中でチラっと出てくるカメラがあります。

f:id:blackchinainfo:20200619185731j:plain

▲これですね。独特の形状…大型のレンズ、前に突き出したペンタプリズム部分…これってどう見ても…

▲ニコンの COOLPIX P1000ですよね。

「コンパクトデジタルカメラ」と呼ばれてますが、実際全然コンパクトじゃありませんw

10万円近くするカメラで、3000mm相当の高倍率レンズが売りになってます。

▲3000mm望遠がどの程度のものかは、こちらの動画で紹介されてます。これだけ望遠できると、国境地帯での偵察任務なんかでは重宝しそうですね。

ちょうど私は最近、月の撮影をしたくて、望遠レンズを探している内に、このカメラが気になって色々調べていたので、中印国境での動画に出てきた時にすぐ機種名がわかったのでした。

使用しているのは中国軍か、インド軍か?

最初、服の色から判断して、P1000を持っているのは中国軍の兵士かと思っていたのですが(中国軍の通訳と話しているインド兵と明らかに服の色が違う)、動画を最後まで見ると、中国軍と対峙する画面手前側の人達はみんなインド兵で、P1000を持ってる人もインド兵なのかな…とも思えます。

この動画を見るだけでは正確な判断ができませんね。

でも、いずれにせよ中印国境のようなハードな環境で、ニコンのCOOLPIX P1000が、「軍用カメラ」として活躍しているのは変わりありませんので、それだけでニコンファンの私はちょっと幸福になれたのでした(^^)


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