昨晩のブログ記事更新後、ガンユイが気になってネットで検索していたら、鵜山和洋さんの動画が出てきた。
▲長江流域のガンユイ(イエローチーク)のポイントである「ゴジャバ」へ釣りに行く…という内容なのだが、「ゴジャバ」って漢字でどう書くのか?長江のどこにあるのか?気になったので調べてみました。
「ゴジャバ」への手がかり
動画の途中に何度か、「ゴジャバ」の位置を示す地図が出てくるのだが、いきなりカタカナで書かれると、どこの地名なのかわからないし、まるで中国の地名じゃないような気もする。
番組の映像や地図、ナレーションの内容から察するに…
- 「ゴジャバ」は長江流域にある。
- 「ゴジャバ」は長江の支流がゴニョゴニョで、河流が停まってるとかなんとか。
- 「ゴジャバ」は武漢よりも北側にある。
- 「ゴジャバ」付近の川幅は狭く、山が近い。
わざわざ「ゴジャバ」とカタカナ表記するのは、漢字表記では日本語で発音しにくかったり、漢字が書きにくいものである可能性がある。
それと、「ゴジャバ」は長江流域にあるのだから、最後の「バ」は堰堤を意味する「坝」(壩)であろう。なんとなく、それらしい地形はないか…グーグルマップで探してみた。
湖北省宜昌市秭帰県「郭家壩」鎮
意外と簡単に見つかった。
▲三峡ダムの上流側である。
音読みにすれば郭家壩(かくかは)になるのか。わかりにくいし、日本語では「壩」という漢字に馴染みがないので、いっそのことカタカナで発音表記したのだろう。
▲百度百科より。ガンユイは大きくなると2メートルにもなるらしい。
百度で検索してみると…
鵜山和洋さんがわざわざ釣りに行くぐらいだから、郭家壩はよっぽどガンユイ釣りで有名なところなのだろう。だったら何か情報があるかも…と思って、「郭家坝 鳡鱼」で検索してみたところ、面白い情報が3つあった。
(1)陸っぱりでも釣れる
▲おばさんが、フィッシュグリップでガンユイを持ち上げている写真がある。状況から察するに、陸っぱりでも釣れるらしい。
(2)釣り用の水上コテージ
「三峡猎鳡記」…「猎」は「狩」ということ。つまり、「イエローチークハンティング」という意味。こちらは非常に詳しい。宜昌から郭家壩への行き道、郭家壩にあるルアーフィッシング用の筏(いかだ)の様子が写真付きで紹介されている。筏というのか、浮力体の上にプレハブ住宅を建てたのか。こういうところで宿泊しながら釣りができるのは非常に理想的である。
(3)王昭君の故郷にガンユイを狩る
郭家壩のある湖北省秭帰県は、王昭君の故郷である。それはガンユイとは何の関係もないのだが、そうした歴史的な背景も織り込んで、文学味をもたせた釣行記。残念ながら文字情報だけである。
たぶん、宜昌まで行けばあとはバスでどうにかなるのではないか。
「黒色中国」なんかやってないで、こういうところに釣り旅に行ってりゃ良かったw
コロナが収束したら、ぜひ訪れたい場所の1つであります(^^)
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- 作者:矢口 高雄
- メディア:コミック