▲1月14日午前11時頃(中国時間)、湖北省恩施市で堰止め湖が決壊し、3キロ平方メートルが水浸しになっているそうです。
堰止め湖はどのように出来たのか?
▲大変なことになっているようですが、そもそも「堰止め湖」って何なのか…というのが私的には疑問でした。
山体の崩落や地震、火山噴火などの現象で、また海流の影響で運ばれた土砂などにより、永続的に形成された湖沼のこと。また、河川のみならず、既存の海域、湾を堰き止めて湖にするものもある。
ニュースを読むと、「该堰塞湖是修公路、铁路的渣土形成的」(この堰止め湖は道路や鉄路の建設の廃土で出来たもの)とあります。
どこかで聞いたような…と思ったら、先月の深センの土砂崩れなんかと同じようなケースみたいですね。
こちらでは建設廃土をただ積み上げるだけではなくて、たぶん廃土で河川をせき止めて、湖を作ったのかと。でも、水圧に耐えられなくなって決壊したのかな…と思います。
急速な経済発展で、中国全土に新しい建築物がたくさんできましたけど、そこから出た廃土は、深センや今回の湖北の件のように、不適切に処理されている可能性があります。中国のあちこちに「爆弾」を抱え込んでいるような状態ですね。私もつい中国の田舎に足を伸ばしたくなるタイプなので、気をつけようと思います。
また何か新しい情報がありましたら、こちらに追記致します。