▲調子にのって、こういう記事を書いたものの、その後は低迷しておりまして、しばらくフォロワー200台の半ばで上がったり下がったりを繰り返しています。
上の記事の絡みで、こちらにインスタグラムの「コツ」を求めて検索でやってくる人が結構いますので、上手く行ってないなりに、最近の「報告」をしてみようと思いました。
組写真&ブログ連携は疲れました
どうせならば…と思い、「写真3枚1組」で、1テーマにつき5つのネタでインスタグラムに投稿して、それをブログの記事にもする…というのを今年の5~6月にかけてやってみたのですが、これは手間がかかりますね。非常に疲れました。
取り組みとしては面白いかな…と思ったんですけど、1つのテーマに絞って写真の選定⇒3枚をフォトショップで加工⇒それを5回繰り返す⇒インスタグラムに投稿⇒ブログ記事を書く…⇒1日1記事公開⇒ツイッターで告知というのは予想外に「重労働」でした。
最初からこういうコンセプトで見せることを考えて撮った写真でもないので、昔の写真フォルダーをずっと眺めて、差し替えたり、組み替えたりしている内に、すぐ時間が過ぎて、目が痛くなってきます。
テーマの作り方と、写真加工と文章の修行には良かったけれど、負担が多すぎて、これは趣味や余暇の範囲でずっと継続するのは不可能です。6テーマ作った段階で継続断念しました。
意外な写真が意外にウケる
そこで、気楽に単発もので、実験的に色んな写真を、インスタグラムで投稿することにしました。
インスタグラムで食べ物の写真を投稿すると、そこそこ「いいね」は集まってしまうので(食べ物専門のインスタグラマーはかなり多いためでしょう)、食べ物系は禁じ手にして、どんなタイプの写真がウケるのかを探ってみたのですが、「意外な写真が意外にウケる」のがわかってきました。
現在「いいね」最高の写真
現在、私がインスタグラムに投稿した写真の中で、最も「いいね」がたくさん付いているのはこちら。
こういう有名人&ネタ系の写真はやっぱりウケが良いようで…それと、インスタグラムに参加しているのは中華圏の人もそこそこいるみたいで、この写真はそれがウケたのかも知れません。
西洋人はローキーの写真が好き?
▲インスタグラムは外国人…特に西洋人の利用者が多いと思うのですが、以前、西洋人は暗い、ローキーな写真が好き…という話をどこかで読んだことがあるので、それを思い出して、暗めの絵を探して、それを更にローキーに仕上げてみました。これは「いいね」の数が現在41ですけど、投稿時の「いいね」の伸びが非常に良かったです。
西洋人は雑多なアジアの写真が好き?
西洋人は雑多な感じのアジアの街の写真が好き…という話を以前どこかで読んだ覚えがあります。西洋にはそういう街の風景が少ないから、アジアに興味を持つ西洋人は雑多な感じに引かれる…そういう理屈だったと思うんですけど、そんなのあったっけ…と探してみたのがこの写真。現在、集めた「いいね」は59。これも、投稿直後の「いいね」の伸びが非常に良かったです。
▲これも、似たようなタイプの写真でしたが、こちらは「いいね」の伸びが今ひとつでした。
西洋人は「形」と「色」にひかれる?
私の場合、中国・香港での旅行や滞在中に撮影した「記録」的な写真が多いのですが、「美味しかったよー(^^)」「こんな面白いの見つけました!」みたいなのとは別で、造形とか色だけの面白さで撮った写真は西洋人…これは西洋人に限らないか…写真好きな人にウケがいいのは何となく知っていたので、この写真なんかいいんじゃないかな…と思って投稿してみました。
香港の地下鉄駅の構内の写真。たしか「天后」駅だったと記憶しているのですが。
集めた「いいね」は51。単に地下鉄の駅の赤い柱と壁を撮っただけなんですけど、結構ウケました。
ちなみにこれはツイッターでも投稿しましたが、全然反応がありませんでした。インスタグラムとツイッターで、同じ写真を同じように投稿しても全然ウケは違う。
インスタグラムはあくまでも「視神経のSNS」で、細かい理屈を言わなくても、面白そうな色や形をしていたら、「いいね」はつく。ツイッターはそうじゃないんだな…と気付かされました。
「雑多」+「色」、スマホ画面でもわかりやすい写真
夜市の雑多でカラフルな雰囲気って、水平方向に展開するから、見下ろせる位置をみつけて撮影する必要があるし、そういう状況でないと上手く1枚の写真に収まらないのですが、大きな1つの立体物で雑多でカラフルなのが出せたらいいのに…と思い、探したのがこの写真。これもそこそこウケがよくて「いいね」は現在45。赤色って、刺激的なので、目につきやすいのかも知れません。ところが…
▲こちらの写真はそこそこ自信あったのですが、あんまりウケませんでした。現在集まった「いいね」は27だけ。もうちょっとシンプルな写真の方が良いのかも。
インスタグラムって大体の人がスマホでやってますから、小さい画面でも一目でわかるようなイメージが向いているかも知れません。
▲こちらはツイッターの方ではウケが良かったけど、インスタグラムでは今ひとつでした。ツイッターだと少しでも面白い「発見感」があるとどんどんRTしてもらえますけど、この写真はスマホの小さな画面だと一目で何なのか理解できないので、「いいね」もつかず、スルーされちゃうのかも…と思いました。
絵葉書みたいな写真のウケはそこそこ止まり
西洋人ウケを狙って「アジアの旅情」を感じさせる写真を出してみたのがこれ。現在「いいね」は30ですから、私の今のアベレージでいえば、多からず少なからず。旅先で売られる絵葉書で使われそうな絵柄で私は今ひとつの写真と思いながら投稿してみたのですが、自分が「今ひとつ」と思いながら投降した写真は、やはりその程度の結果にしかならないのでしょう。
* * * * *
インスタグラムは「写真」がメインで、言葉の壁があまりないSNSなので、西洋人ウケを狙ってみたのが、この間の「実験」のテーマでしたけど、結果的には馬英九の写真が一番ウケたわけで、あんまり西洋人ウケとか考えても意味ないのかな…というのが正直なところ。やっぱり、自分が好きな写真を投稿するのが一番ですね。最近はブログで使う写真を、記事執筆前に加工して貯めておくためにインスタグラムを利用しているような状況です。

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