当ブログでは、上掲の記事のアクセスが非常に多く、今もニコンD40のことが気になる皆さんが検索で見に来られる?みたいです。今もD40を愛してやまないファンの皆さん、そしてD3000シリーズの愛用者の皆さんに、この記事を贈りますm(__)m
【目次】
ニコンD40の余生
私はD40を心より愛するユーザーの1人でありますが、修理対応が終わる時にギリギリでニコンSCに持ち込んで徹底的に直してもらい、以来このカメラは外に持ち出さなくなりました。
といっても死蔵しているわけではなく…
▲現在はマクロレンズをつけて、接写専用機となっております。
Dタイプレンズが使いたい!
▲昔、フィルム時代の頃、『月刊日本カメラ』を長らく定期購読していたので、毎月コンテストのコーナーを楽しみに見ていましたけど、その時に私が気になる写真というのは、大体がこのAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dか、AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dで撮影されておりました。だから、デジタル化でニコンのDX機に乗り換えた時に、すぐ購入したのがこのレンズでした。
今はもっと優れたレンズがあるんでしょうけど、やっぱりこのレンズの描写は素晴らしい。写真を見た瞬間に唸らされるものがある。色乗りもいい。何でもない被写体が、精密で、ドラマチックな絵になると思うのです。
D40に取り付けると、焦点距離が90mm相当になるのですが、マクロレンズとしてはそれぐらいが丁度いいのかな、という程よい焦点距離です。
D40に取り付けるとAFが使えませんけど、接写の際はカメラ任せにせず、自分でしっかりピントを合わせたいことが多いので、AFが使えないのは気になりません。
というわけで、せっかくニコンSCで完治させたD40なので、家庭内だけの使用に限定し、穏やかな余生を過ごしていただいております。
D3300の修理対応期間
D40が「持ち出し不可」になったため、外で撮影する時のカメラが必要になりました。私の場合、中国旅行に持っていくのが主な用途で、D40は旅行中に雨に濡れて、コマンドダイヤルが反応しなくなったことがありました。
それに懲りて、次は防滴のカメラを…と思いましたが、ニコンで防滴のDX機は、今ならD7500かD500で、何度も検討したのですが、私には大きすぎるのです。旅行の時にずっと首から下げておくのが嫌になります。
だから、やっぱりコンパクトサイズのD3000シリーズで…それに…
ビル・カニンガム氏もD3100ユーザーでしたから!(^^)
D3400にしようかな…と今、悩んでいるところなのですが、上掲の『ビル・カニンガム氏の撮影スタイルの考察』でも触れたとおり、ビル・カニンガム氏は晩年にD3100にDタイプの24mm/F2.8をつけていたけれど、D3400でこの組み合わせは使えません…おかしいな、おかしいな…D40ではDタイプの60mmマクロが使えるのに、どうして?と思って調べていたところ、ちょうどD3400からDタイプレンズの露出には対応しなくなったのですね…(´Д⊂グスン
D3300は、イメージセンサーのクリーニング機構があるし(D3400では省かれている)、Dタイプのレンズが使えるし、外部マイクの入力端子もある。ビル・カニンガムごっこをやりたい私としては、やはりD3300がいいな…と思い、あともうちょっとでクリックしてしまいそうになった瞬間、
「これっていつまで修理できるんだろう?」という疑問が浮かびました。
D40の時は修理対応期間やら部品保存期間やらで苦労しましたから、D3300の購入前に予め聞いておかねば…と思ったわけです。こういう情報って、ネットで検索していても出てこないので、こちらでシェアしておこうと思いました。
ニコンの回答
ニコンに問い合わせたところ、D3300の修理対応は
2024年5月1日まで
…だそうです。発売が2014年2月6日だから、最長で10年2ヶ月近くの修理対応期間が設定されているのですね。
修理費用は現在既に一律料金ですが、あとまるまる6年も修理対応期間が残っている!
…悩みますねw
まだ探せば、D3300の新品在庫はネットで見つかるので、今のうちにゲットしておいた方がいいかもしれない。たぶんD3300は、D3000シリーズでは最後のDタイプレンズ対応&イメージセンサークリーニング機構付きの機種になるはずなので。
でも、落ち着いて考えると、もうこれからDタイプレンズという時代でもないしなぁ…でもイメージセンサーのクリーニング機構が…と、逡巡として落ち着かない日々を過ごしております。
…とは言え、カメラがないと旅に出ても撮影ができませんから、一体どうしたものか…近日中に答えを出そうと思います。
おまけ:D3000シリーズのDタイプレンズの対応について
ネットで調べていると、D3000シリーズでのDタイプレンズの使用の可否について、疑問に思っている人が少なくないようなので、こちらに情報をまとめておきます。
D3300の場合
▲こちらがニコンが発行しているD3300のマニュアルに掲載されている「使用できるレンズ」。DタイプレンズはAFが効かないのと、RGB測光に対応していない以外は「○」です。
D3400の場合
▲こちらはニコンが発行しているD3400のマニュアルに掲載されている「使用できるレンズ」。DタイプレンズはAFはもちろん、撮影モードはマニュアルのみで、測光もできません。